日中は海からの暖かい風とハワイならでは陽光が燦燦と降りそそぎ、時折降る恵みの雨を浴びることでコーヒーの実が大きく育ちます。夜になると山からの冷たい風吹きコーヒーの実が引き締まる・・・。コーヒーの実が育つ完璧な自然条件を満たす場所といっても過言ではありません。
コナ地区の農園で働く人達は陽気で明るく気さくな人たちばかり。コーヒーチェリーは手摘みで一粒ずつ摘み取らなければならず、神経と体力を必要とする大変な作業です。それでも農園の人々からは笑顔がこぼれています。それは農園の人々はコナコーヒーが好きだからという理由にほかなりません。
コーヒーの花が散ると緑の小さな実がなります。実が真っ赤に熟すとさくらんぼに似ていることからコーヒーチェリーと呼ばれています。
契約農園では完熟したコーヒーチェリーを手摘みで収穫。機械を使うと熟しきっていない実が混ざってしまい、味に影響がでてしまいます。
実から豆を取り出すことを精製といいます。実のまま天日で乾燥させてから脱穀する方法や、皮を剥いてから洗浄し、天日で乾燥させる方法があります。
ふるいを使うスクリーン選別や、豆の比重で選別できる機械を使用して豆の大きさを選別。手作業により欠陥豆や不純物が取り除かれます。ハワイ州によって豆の格付され世界中に出荷されます。