日本から約6,430km遠く離れたハワイ島の豊かな大地で育ったコナコーヒーの豆。コーヒーは発芽後、一人前の木になるまでハワイの農園の人々が4~5年愛情をかけて育てます。プロの技で焙煎した後は、約10gのコーヒーの粉に魔法をかけるように熱湯を注ぐことで、本物とコナコーヒーとして生まれ変わります。
サーバーとコーヒーカップにお湯を入れ、温めておく。沸騰したものをすぐに注がず、温度を落ち着かせることがポイント。ポットは湯量の調節がしやすい注ぎ口が細くなっている物が扱いやすい。
ペーパーフィルターの底と側面にあるミシン目を互い違いに折り、ドリッパーにのせたら熱湯をかけて紙のニオイを取る。
コーヒーカップ1杯につき10gの粉をペーパーフィルターに入れ、軽く揺すって表面を平らにする。
沸騰後30秒~1分おいたお湯を注ぐ。ドリッパーの中心部分に500円玉くらいの円を描きつつ少しずつお湯を注ぐと、粉がふわ~と膨らみます。粉全体を湿らせて30秒蒸らす。蒸らしの時間にコクと香りを引き出されます。
STEP4と同じように円を描きながらゆっくり注ぐ。注ぐお湯の量を減らしながら数回繰り返す。 160cc注ぐと140ccのカップ1杯が抽出できます。
カップに注ぐ際に立ち上る湯気の芳醇な香りをお楽しみください。
冷たくしてもコクのある味わいが出せるように豆は焙煎度の深いフルシティローストがおすすめ。
ホットコーヒーの淹れ方(1)~(5)と同じ要領で淹れる。粉の量は濃くするためにホットよりやや多めの12~15g。お湯の量は140cc程度。(1杯分)
濃いめのコーヒー液ができたら、ふちまでいっぱいに氷をいれたグラスへ熱いうちに一気に注ぎます。冷やす時は香りと味が飛んでしまわないように一気に冷やすことが大切。
フードペアリングとは、コーヒーの味わいの特徴を知った上で、そのコーヒーと相性の良い食べものを結びつけること。お互いが引き立つおすすめのフードペアリングをご紹介します。
酸味が強く、苦みが弱いシナモンは、サンドイッチなどのパン系と相性がよいでしょう。
・トースト ・ハンバーガー ・照り焼きチキンなどのこってりした料理。
酸味・甘み・苦みが程よく調和したミディアムは、フルーツと生クリームのハーモニーを生かします。
・フレッシュフルーツのタルト ・オレンジなど香りのあるお菓子。。
まろやかな苦みのあるフルシティは、意外なところで燻製や饅頭などとも相性抜群です。
・クリームチーズ ・ライ麦パン ・シュークリーム ・饅頭など。
苦みに特徴があり、どっしりとしたイタリアンには、バターケーキなど濃厚な食べものによく合います。
・デニッシュ ・ドライフルーツのケーキやパン ・チョコレート ・ドーナツなど。