コナコーヒーはハワイ島西部のコナ地区でしか栽培されず、また栽培が難しいため、生産量は世界のコーヒー収穫量の1%以下と希少です。
ハワイ州は豆の大きさ、水分量、欠陥豆の割合によって決まる5つのグレードを設けており、これらに当てはまるものだけがコナコーヒーとして正式に認められます。左の写真は豆の大きさを分別する道具の1つ。振るいにかけて小さい豆ほど下に落ちていく仕組み。
等級 | 豆のサイズ | 水分量 | 欠陥豆の割合(453gにつき) |
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エクストラファンシー | 19/64以上 | 9%から12% | 10粒以下 |
ファンシー | 18/64以上 | 9%から12% | 16粒以下 |
No.1 | 16/64以上 | 9%から12% | 20粒以下 |
セレクト | 特になし | 9%から12% | 重さの5% |
プライム | 特になし | 9%から12% | 重さの25% |
※豆のサイズ表記について
1/64インチを基準にしたふるいが世界標準。
例えば19/64の場合…(19/64)x25.4≒7.54 (1インチ=25.4mm)となり豆のサイズは大きさが約7.54mm以上となります。
Extra Fancy
豆のサイズが最も大きく肉厚な最高級グレードのコナコーヒー豆。まろやかで芳醇な香りを放ち、豊かなコクと独特のキレ味が特徴的。全収穫量の15%しか取れない大変希少なグレードです。まさにコナコーヒーの王様。
Fancy
2ndグレードのコナコーヒー豆。エクストラファンシーと比べ豆のサイズは一回り小さくなりますが、香りとコクを十分に味わえる高級グレードのコナコーヒー豆です。プロのバイヤーにも好まれています。